ファイル管理システム

お客さんが法人向けに販売するファイルサーバーに乗せるGoogle DriveやDropboxの様なWebUIの開発。
物自体は主に中小企業さんで利用しているwindowsファイル共有サーバーの置き換えを狙った製品でした。
sambaをベースにWebUI用に別でファイルを管理するDBを持っておりinotifyのイベントで整合性を取るといった形で実現しました。
スクラッチ開発でフロントエンドはAngular、サーバーサイドはnode.js＋express.jsといった構成になりました。
以下がかなり簡略化した図です。

すでに利用しているwindowsファイル共有に依存したシステムもそのまま利用できるのが一応売りになってます。
以下イメージ

どちらも初めて触れる技術でとてもエキサイティングな開発でした。
特にフロントエンド技術の進歩には衝撃を受けwebの可能性を強く感じました。
もともと自分の志向がユーザー体験に向いていたこともありとてものめり込みました。
それからプライベートでも開発をするようになりました。人生を変えたと言っても過言では無いです。

その反面要求される機能の多さや、システムの複雑さパフォーマンスなどに苦労することも多くかなり勉強になりました。
体制が悪く自分含め開発者が2人というリソースの少なさが故に、自分の弱いところが露呈したりと辛い場面は多かったです。
そういった環境は望まれるべきでは無いと思いますが、結果的にはエンジニアとして、また人として成長することができたと感じています。

またいいメンターに恵まれました。そういった環境を成長に向けられたのは彼のおかげです。本当に感謝しています。